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【問1】
座標原点を中心にする半径1の円(x2+y2=1)に対して、点A(
a,0)から引いた接線の円との接点Bの座標をもとめよ。
上の図で線分OAの長さをaとする。
(予備知識)
受験問題のときは、円と直線の方程式の問題は、図形で考えます。図形で解く方が速く解が得られるし、計算の見通しを良くするからです。
この問題の解答は、ここをクリックした先にあります。
この問題を自力で解いた後で、解答も読んでください。
参考になる解説を書きましたので。
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高校数学の目次
【問題1】
下図の三角形ABCの辺の長さcとaと、その間の頂角B=θが分かっているとき、
残りの頂角AとCの三角比を求めよ。
【解答例】
【解答】
頂角Aの三角比は、
以下の図を使って計算できる。
(解答おわり)
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「三角形の外接円の半径Rを三角形の3辺からもとめる」ページの結論:
(ただし、辺の長さaとbとcを入れ替えた式も同じ値になる。また、この式は更に因数分解できる。)
この式と正弦定理から、角Aのsinが以下の式で計算できます。
なお、余弦定理から、角Aのcosが以下の式で計算できます。
このcosAから、再度sinAを、以下の様に計算してみます。
(注意)ここで、点Aが辺BCの下側の円弧上にある場合は、cosAは負の値になります。また、正の値のsinAを与える角度は、∠Aと、(180°-∠A)との2つの角度があります。
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「三角形の垂心の図の全ての線分を三角関数の積で表す」のページから分かる事:
線分BCを見ると:
sinA=(sinC・cosB)+(sinB・cosC) (1)
線分ADを見ると:
cosA=(sinB・sinC)-(cosB・cosC) (2)
このように、三角形ABCの角Bと角Cの三角比が分かっているとき、
残りの角Aの三角比が、式1と式2で求められる。
この式1と2は、高校2年になると、三角関数の加法定理で学びます。
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