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2011年7月17日日曜日

対数の大小の公式

https://schoolhmath.blogspot.jp/2017/07/blog-post_25.html
https://schoolhmath.blogspot.jp/2011/07/34_19.html
佐藤の数学教科書「指数関数・対数関数」編の勉強

【問1】log4とlog5の大小関係を求めよ。

(解答の方針)
底の変換公式を使う。


《対数の大小の公式》


底について  1<m<u
真数について s≧p
である場合は、上の公式が成り立つ。
(対数の大小の公式おわり)

(1)対数の真数を、{(対数の真数)/(対数の底)}の計算により、比較する。
(2)また、対数の底をそろえて比較する。

L≡log
H≡log
先ず、対数の真数を、{(対数の真数)/(対数の底)}の計算により、比較する。
L-1=log4/3=log(1+1/3)
H-1=log5/4=log(1+1/4)
対数の底を比較すると、
3<4,
対数の真数を比較すると、
(1+1/3)>(1+1/4)
よって、対数の大小の公式により、
L-1>H-1
L>H
∴ log4>log

(解答おわり)

リンク:
相加平均と相乗平均の不等式
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