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2018年11月10日土曜日

余弦定理に類似した公式の多さの解決策はベクトル

下のような平行四辺形を考えます。
 
この平行四辺形の一部の三角形ABCに関して、余弦定理は、平行四辺形の対角線2s=aに関して、以下の式1であらわせます。
【問題1】
ここで、上の平行四辺形のもう1つの対角線(2m)に関して、以下の式2が成り立つ事を証明しなさい。

【問題2】
また、上の平行四辺形の対角線(2m)と(2s)=aに関して、以下の式3が成り立つ事を証明しなさい。

(解説)
これらの証明は各自で自力で証明してください。

(ベクトルの学びの勧め)
 ここで、この公式2を学んだ学生は、余弦定理に類似した公式が多すぎて、どのように頭を整理したら良いかという課題がある事に気づき、悩む学生もいるかもしれません。
 その、公式をどう整理して秩序付けたら良いかという悩みは、ベクトルの内積を学ぶ事で解決します。
 公式の多さに悩んだ学生は、ベクトルの内積まで学べば、余弦定理に類似した多くの公式を整理するのに十分な手段を学ぶことができます。是非、ベクトルの内積を学んで下さい。

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