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2019年5月5日日曜日

空間ベクトルの3つの公式



空間ベクトルの3つの公式
以下の3つの公式は、各自で証明してください。

【問1】
点Oから線分AB(点Oと点AとBとの各点の位置は異なる)の中の点P(線分ABの端点AとBも含む)まで引いたベクトルOPが以下の条件を満足する式であらわせる事を証明せよ。

(補足)この問1の公式は、2次元座標平面上の平面ベクトル同士の間でも成りたつ。

【問1(その2)】

 ただし、ベクトルOAとベクトルOBが平行で同じ直線上にある場合は、これらの各ベクトルは、他のベクトルに係数を掛けてあらわす事ができる。そのため、ベクトルOPは、上の条件を満足する式以外にも、(上の条件を満足しない)式でもあらわす事ができる。  

【問2】
 点Oから三角形ABC(点Oと点AとBとCとの各点の位置は異なる)の中の点P(三角形ABCの辺上の点も含む)まで引いたベクトルOPが以下の条件を満足する式であらわせる事を証明せよ。

【問2(その2)】
 ただし、ベクトルOAとOBとOCが同一平面上にある場合は、これらの3つの各ベクトルは、他の2つのベクトルを合成してあらわす事ができる。そのため、ベクトルOPは、上の条件を満足する式以外にも、(上の条件を満足しない)式でもあらわすことができる。 

【問3】
 点Oから四面体ABCD(点Oと点AとBとCとDとの各点の位置は異なる)の中の点P(四面体ABCDを囲む面上の点も含む)まで引いたベクトルOPが以下の条件を満足する式であらわせる事を証明せよ。

【問3(その2)】
 ただし、ベクトルOAとOBとOCとODが同じ三次元空間上にあるので、これら4つの各ベクトルが、他の3つのベクトルの合成であらわす事ができる。そのため、ベクトルOPは、上の条件を満足する式以外にも、(上の条件を満足しない)式でもあらわす事ができる。

 もし、ベクトルOAとOBとOCとODが4次元空間上のベクトルであって、各ベクトルが他の3つのベクトルの合成ではあらわす事ができない様に独立しているときは、
ベクトルOPは上の条件を満足する、ただ1つの式だけであらわされる。

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