しかし、その三角形の面積をベクトルの内積であらわそうとする場合は、ベクトルaを反時計回りに90度回転させたベクトルav又はベクトルbを反時計回りに90度回転させたベクトルbvを考えて、内積
av・b=-bv ・a
の2分の1で三角形の面積をあらわす事が望ましいです。
各ベクトルの成分は以下の通りです。
ベクトルの内積演算には、三角形の面積をあらわすことが不得意だという弱点があります。
その弱点を補うために、与えられたベクトルaやbに加えて、それらを90度回転させたベクトルav又はベクトルbvを追加して計算に用います。その新たに加えたベクトルを使った内積の計算によって三角形の面積があらわせるのです。
そうしないで、すなわち、ベクトルav又はベクトルbvを追加しないで、無理やりにベクトルの内積で三角形の面積を表わそうとすると計算が難しくなります。
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ベクトルの直線と点との距離及びベクトルの張る三角形の面積
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