【問1】以下の定積分を計算せよ。

【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分の関数は、θ=0の点では定義されていない。
しかし、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数を積分して得た不定積分は、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。そのため、θ=0での不定積分の関数の値を以下のようにして補って定義する。
この不定積分の関数Fの、θ→0での極限値を計算する。

このθ→0で極限値が、θ=0での不定積分の関数の値である。
正しい不定積分F(θ) は、以下の式で定義される。

と定義して、θ=0の点でも定義された正しい不定積分を得る。
この関数F(θ) で表した不定積分を使って以下の定積分を計算をする。

(解1おわり)
〘補足〙最初に得た不定積分の関数のθ=0の値を補う方法は、他に、以下の計算をして補うこともできる。


この計算によって、定積分する区間内の点、θ=0、でも定義された関数が求められたので、この関数を使って定積分します。

(解1(その2)おわり)
【解2】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分の結果の関数を使って以下の計算をする。

(解2おわり)
【問2】以下の定積分を計算せよ。

【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分Fを以下の計算により求める。

ここで残った以下の不定積分Gを計算する。


この不定積分を合わせて、求める不定積分Fを得る。

この不定積分の関数は、θ=0の点では定義されていない。
しかし、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数を積分して得た不定積分は、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。そのため、θ=0での不定積分の関数の値を以下のようにして補って定義する。
この不定積分の関数Fの、θ→0での極限値を計算する。

このθ→0で極限値が、θ=0での不定積分の関数の値である。
正しい不定積分F(θ) は、以下の式で定義される。

と定義して、θ=0の点でも定義された正しい不定積分を得る。
この関数F(θ) で表した不定積分を使って以下の定積分を計算をする。

(解1おわり)
〘補足〙最初に得た不定積分の関数のθ=0の値を補う方法は、他に、以下の計算をして補うこともできる。
この計算によって、定積分する区間内の点、θ=0、でも定義された不定積分の関数Fが求められたので、この関数Fを使って定積分します。

(解1(その2)おわり)
【解2】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。


この不定積分の結果の関数を使って以下の計算をする。

(解2おわり)
〘補足〙覚えておこう
分母が0にならない条件下で、以下の公式が成り立つ。

【問3】以下の定積分を計算せよ。

【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分は、θ=π/2 の点では定義されていない関数ではありますが、
以上の不定積分の計算は正しい計算です。
しかし、この不定積分の結果の関数を使って以下の計算をするのは厳密に言うと誤りです。

厳密に言うと誤りである理由は、定積分する区間内の点、θ=π/2 、で定義されていない不定積分の関数Fを、その点を含む区間での定積分の計算に使用できないからです。
〘補足〙連続な被積分関数を(θ=π/2 を含む)定義域の範囲内で積分して得た不定積分は、(θ=π/2 を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。得られた不定積分の式Fがたとえθ=π/2 で定義されなくても、それは見せかけであって、真の不定積分はθ=π/2 でも連続な関数と定義されている。そして、θ=π/2 の点での極限値が存在する。
具体的に言うと、θ=π/2 の点で定義されないこの不定積分の関数Fは、以下に計算するように、θ→π/2 での極限値が存在する。

このθ→π/2 で極限値を、θ=π/2 での不定積分の関数の値と定義して、θ=π/2 の点で関数Fを連続な関数の不定積分に拡張できる。
そのため、最初に得た不定積分の関数Fのθ=π/2 以外の点の関数値は、「θ=π/2 での関数値を定義して補ったθ=π/2 でも連続なある関数」の値を表している。それゆえ、この不定積分の関数Fを使った上記の計算で定積分の解を求めても正しい解を得ることができる。高校生には、「積分可能性」については教えていないので、高校生は大学入学試験で上記の計算をして、定積分の解を求めても良いと思う(その解き方は、入学試験を行う大学としては、満点を与えるには難があるので、少し減点されるとは思う)。
厳密な計算をするためには、以下の式変形を行うことで、「θ=π/2 での関数値を定義して補ったθ=π/2 でも連続なある関数」を求める。

この計算によって、定積分する区間内の点、θ=π/2 、でも定義された関数が求められたので、この関数を使って定積分した。
(解1おわり)
【解2】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

上記で最後に、その不定積分の結果の関数を使って定積分した。
(解2おわり)
〘補足〙覚えておこう
分母が0にならない条件下で、以下の公式が成り立つ。


【問4】以下の関数f(x)を定積分せよ。

ここで、この被積分関数f(x)は、x=0においての関数値が、その関数のx→0の極限値と定義された、x=0で連続な関数である。
【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分の関数は、x=0の点では定義されていない。
しかし、(x=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数を積分して得た不定積分は、(x=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。そのため、x=0での不定積分の関数の値を以下のようにして補って定義する。
この不定積分の関数Fの、x→0での極限値を計算する。

このx→0で極限値を、x=0での不定積分の関数F(x)の値F(0)と定義して、x=0点で連続な関数である不定積分F(x)に拡張する。

この「x=0での関数値を定義して補ったx=0でも連続な関数F(x)」が真の不定積分である。
この不定積分の関数F(x)を使った以下の計算で定積分の解を求めることができる。

(解1おわり)
〘補足〙同様にして以下の問題が解ける。

【解2】
この定積分は、奇関数の積分であるので、その積分値が0である。

(解2おわり)
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【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分の関数は、θ=0の点では定義されていない。
しかし、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数を積分して得た不定積分は、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。そのため、θ=0での不定積分の関数の値を以下のようにして補って定義する。
この不定積分の関数Fの、θ→0での極限値を計算する。

このθ→0で極限値が、θ=0での不定積分の関数の値である。
正しい不定積分F(θ) は、以下の式で定義される。

と定義して、θ=0の点でも定義された正しい不定積分を得る。
この関数F(θ) で表した不定積分を使って以下の定積分を計算をする。

(解1おわり)
〘補足〙最初に得た不定積分の関数のθ=0の値を補う方法は、他に、以下の計算をして補うこともできる。


この計算によって、定積分する区間内の点、θ=0、でも定義された関数が求められたので、この関数を使って定積分します。

(解1(その2)おわり)
【解2】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分の結果の関数を使って以下の計算をする。

(解2おわり)
【問2】以下の定積分を計算せよ。

【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分Fを以下の計算により求める。

ここで残った以下の不定積分Gを計算する。


この不定積分を合わせて、求める不定積分Fを得る。

この不定積分の関数は、θ=0の点では定義されていない。
しかし、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数を積分して得た不定積分は、(θ=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。そのため、θ=0での不定積分の関数の値を以下のようにして補って定義する。
この不定積分の関数Fの、θ→0での極限値を計算する。

このθ→0で極限値が、θ=0での不定積分の関数の値である。
正しい不定積分F(θ) は、以下の式で定義される。

と定義して、θ=0の点でも定義された正しい不定積分を得る。
この関数F(θ) で表した不定積分を使って以下の定積分を計算をする。

(解1おわり)
〘補足〙最初に得た不定積分の関数のθ=0の値を補う方法は、他に、以下の計算をして補うこともできる。
この計算によって、定積分する区間内の点、θ=0、でも定義された不定積分の関数Fが求められたので、この関数Fを使って定積分します。

(解1(その2)おわり)
【解2】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。


この不定積分の結果の関数を使って以下の計算をする。

(解2おわり)
〘補足〙覚えておこう
分母が0にならない条件下で、以下の公式が成り立つ。
【問3】以下の定積分を計算せよ。

【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分は、θ=π/2 の点では定義されていない関数ではありますが、
以上の不定積分の計算は正しい計算です。
しかし、この不定積分の結果の関数を使って以下の計算をするのは厳密に言うと誤りです。

厳密に言うと誤りである理由は、定積分する区間内の点、θ=π/2 、で定義されていない不定積分の関数Fを、その点を含む区間での定積分の計算に使用できないからです。
〘補足〙連続な被積分関数を(θ=π/2 を含む)定義域の範囲内で積分して得た不定積分は、(θ=π/2 を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。得られた不定積分の式Fがたとえθ=π/2 で定義されなくても、それは見せかけであって、真の不定積分はθ=π/2 でも連続な関数と定義されている。そして、θ=π/2 の点での極限値が存在する。
具体的に言うと、θ=π/2 の点で定義されないこの不定積分の関数Fは、以下に計算するように、θ→π/2 での極限値が存在する。

このθ→π/2 で極限値を、θ=π/2 での不定積分の関数の値と定義して、θ=π/2 の点で関数Fを連続な関数の不定積分に拡張できる。
そのため、最初に得た不定積分の関数Fのθ=π/2 以外の点の関数値は、「θ=π/2 での関数値を定義して補ったθ=π/2 でも連続なある関数」の値を表している。それゆえ、この不定積分の関数Fを使った上記の計算で定積分の解を求めても正しい解を得ることができる。高校生には、「積分可能性」については教えていないので、高校生は大学入学試験で上記の計算をして、定積分の解を求めても良いと思う(その解き方は、入学試験を行う大学としては、満点を与えるには難があるので、少し減点されるとは思う)。
厳密な計算をするためには、以下の式変形を行うことで、「θ=π/2 での関数値を定義して補ったθ=π/2 でも連続なある関数」を求める。

この計算によって、定積分する区間内の点、θ=π/2 、でも定義された関数が求められたので、この関数を使って定積分した。
(解1おわり)
【解2】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

上記で最後に、その不定積分の結果の関数を使って定積分した。
(解2おわり)
〘補足〙覚えておこう
分母が0にならない条件下で、以下の公式が成り立つ。


【問4】以下の関数f(x)を定積分せよ。

ここで、この被積分関数f(x)は、x=0においての関数値が、その関数のx→0の極限値と定義された、x=0で連続な関数である。
【解1】
先ず、この積分の被積分関数の不定積分を以下の計算により求める。

この不定積分の関数は、x=0の点では定義されていない。
しかし、(x=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数を積分して得た不定積分は、(x=0を含む)定義域の範囲内で連続な関数Fになることが分かっている。そのため、x=0での不定積分の関数の値を以下のようにして補って定義する。
この不定積分の関数Fの、x→0での極限値を計算する。

このx→0で極限値を、x=0での不定積分の関数F(x)の値F(0)と定義して、x=0点で連続な関数である不定積分F(x)に拡張する。

この「x=0での関数値を定義して補ったx=0でも連続な関数F(x)」が真の不定積分である。
この不定積分の関数F(x)を使った以下の計算で定積分の解を求めることができる。

(解1おわり)
〘補足〙同様にして以下の問題が解ける。

【解2】
この定積分は、奇関数の積分であるので、その積分値が0である。

(解2おわり)
リンク:高校数学の目次














