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やさしい微分積分
《微分積分学の基本定理》
微分型で表現した微分積分学の基本定理は:
連結区間内で1つながりに連続な関数f(x)がある場合:

が成り立つというものです。

この式が成り立たない場合などあり得ないのではないか?と考える人もいるかもしれません。
この式が成り立たない場合というのは、f(x)が積分出来ない場合です。そもそも積分できなければ、微分する以前に、この式が成り立たないことになります。
また、被積分関数f(x)を積分して不定積分の関数F(x)が得られても、関数F(x)が折れ曲がった関数になれば、その折れ曲がり点でF(x)は微分できません。F(x)が微分できなければ、この式が成り立たないことになります。
以下の図の関数f(x) のグラフを考えます。
この関数f(x) は、x=0の点とx=2の点では連続では無い関数です。
x=0の点とx=2の点で関数は不連続であり、また、極限も存在しませんが、閉区間:
-1≦x≦3
などの、その連続で無い点x=0,とx=2の点を範囲内に持つ閉区間で積分可能です。
この関数f(x) を積分して、以下の図の不定積分の関数F(x) を求めることができます。
この不定積分F(x) を微分して下図のグラフの関数を求めます。
x=0とx=2の点ではグラフが折れ曲がっているので微分できません。
上図のグラフに示すように、この不定積分F(x)を微分した結果の導関数(dF(x)/dx)は、x=0とx=2で関数値が存在しないという点で、被積分関数f(x) と異なる関数になります。

この式が成り立たないのです。
「関数 f(x) が連結区間内で1つながりに連続している被積分関数f(x)を不定積分して得た関数F(x)が、その連結区間で微分可能である。不定積分の関数F(x) を微分した結果は被積分関数f(x)に戻る。」というのが(微分型の)微分積分学の基本定理です。
そこには、「被積分関数f(x) が、ある連結区間内で1つながりに連続している」という条件が付いているのです。
つまり、変数xの連結区間内で1つながりに連続している関数f(x)の真の不定積分F(x)は、その連結区間内のどのxの値の点でも微分可能であって、微分結果が関数f(x) になる。そのため、もし、不定積分の計算の結果で得た関数が、被積分関数f(x)の変数xの連結区間内のある値で不連続になる場合は、その値の点は「除去可能な不連続点(取除きうる不連続点)」である。そして、その不連続点を除去した関数が真の不定積分F(x)である。
《微分積分の参考書の、微分積分学の基本定理の証明》
「大道を行く数学(解析編)」
https://www.gensu.jp/new_book/9742/
(219ページの途中から)




(証明おわり)
《補足》(この証明での重要ポイント)
以上の証明の中で、被積分関数f(x)が変数xの点の近傍のxの区間において連続である(連続関数である)という前提条件を使っている。つまり、被積分関数f(x)が連続関数なので、Δx を十分小さくすれば、f(x+Δx)がf(x)に近づく、という前提条件を使った。
この証明の発想の根底に、関数(グラフ)が連続であるという概念が、証明の重要なポイントになっているということに気づくことが大事だ。
「数学の受験教科書 9 微分・積分」
https://math.co.jp/contpgm2/w_main.php?oya_id=2&back_id=85#85
(242ページ途中から)


(この参考書の旧版での以下の証明も参考になる)
「駿台受験シリーズ 分野別 受験数学の理論7 微分法・積分法の基礎」
https://math.co.jp/contpgm2/w_main.php?oya_id=2&back_id=14#14
(96ページ途中から)



(証明おわり)
リンク:
微分積分学の基本定理
なぜ微分と積分は逆の操作なのか
高校数学の目次
やさしい微分積分
《微分積分学の基本定理》
微分型で表現した微分積分学の基本定理は:
連結区間内で1つながりに連続な関数f(x)がある場合:
が成り立つというものです。
この式が成り立たない場合などあり得ないのではないか?と考える人もいるかもしれません。
この式が成り立たない場合というのは、f(x)が積分出来ない場合です。そもそも積分できなければ、微分する以前に、この式が成り立たないことになります。
また、被積分関数f(x)を積分して不定積分の関数F(x)が得られても、関数F(x)が折れ曲がった関数になれば、その折れ曲がり点でF(x)は微分できません。F(x)が微分できなければ、この式が成り立たないことになります。
以下の図の関数f(x) のグラフを考えます。
この関数f(x) は、x=0の点とx=2の点では連続では無い関数です。
x=0の点とx=2の点で関数は不連続であり、また、極限も存在しませんが、閉区間:
-1≦x≦3
などの、その連続で無い点x=0,とx=2の点を範囲内に持つ閉区間で積分可能です。
この関数f(x) を積分して、以下の図の不定積分の関数F(x) を求めることができます。
この不定積分F(x) を微分して下図のグラフの関数を求めます。
x=0とx=2の点ではグラフが折れ曲がっているので微分できません。
上図のグラフに示すように、この不定積分F(x)を微分した結果の導関数(dF(x)/dx)は、x=0とx=2で関数値が存在しないという点で、被積分関数f(x) と異なる関数になります。
この式が成り立たないのです。
「関数 f(x) が連結区間内で1つながりに連続している被積分関数f(x)を不定積分して得た関数F(x)が、その連結区間で微分可能である。不定積分の関数F(x) を微分した結果は被積分関数f(x)に戻る。」というのが(微分型の)微分積分学の基本定理です。
そこには、「被積分関数f(x) が、ある連結区間内で1つながりに連続している」という条件が付いているのです。
つまり、変数xの連結区間内で1つながりに連続している関数f(x)の真の不定積分F(x)は、その連結区間内のどのxの値の点でも微分可能であって、微分結果が関数f(x) になる。そのため、もし、不定積分の計算の結果で得た関数が、被積分関数f(x)の変数xの連結区間内のある値で不連続になる場合は、その値の点は「除去可能な不連続点(取除きうる不連続点)」である。そして、その不連続点を除去した関数が真の不定積分F(x)である。
《微分積分の参考書の、微分積分学の基本定理の証明》
「大道を行く数学(解析編)」
https://www.gensu.jp/new_book/9742/
(219ページの途中から)




(証明おわり)
《補足》(この証明での重要ポイント)
以上の証明の中で、被積分関数f(x)が変数xの点の近傍のxの区間において連続である(連続関数である)という前提条件を使っている。つまり、被積分関数f(x)が連続関数なので、Δx を十分小さくすれば、f(x+Δx)がf(x)に近づく、という前提条件を使った。
この証明の発想の根底に、関数(グラフ)が連続であるという概念が、証明の重要なポイントになっているということに気づくことが大事だ。
「数学の受験教科書 9 微分・積分」
https://math.co.jp/contpgm2/w_main.php?oya_id=2&back_id=85#85
(242ページ途中から)


(この参考書の旧版での以下の証明も参考になる)
「駿台受験シリーズ 分野別 受験数学の理論7 微分法・積分法の基礎」
https://math.co.jp/contpgm2/w_main.php?oya_id=2&back_id=14#14
(96ページ途中から)



(証明おわり)
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微分積分学の基本定理
なぜ微分と積分は逆の操作なのか
高校数学の目次




































