2019年6月8日土曜日

点Bから線分OAに下した垂線の足Hを求める

【問】下図のように頂点の1つが原点Oにあり、他の2頂点が、A(a,a)とB(b,b)である三角形OABの点Bから辺OAに下した垂線の足Hの座標を求めよ。
【解答1】
先ず、点Bを通り線分OAに垂直な直線の方程式2を作る。
(上図に、その直線の方程式2の作り方のイメージを書きました)
以下の式のように、
その直線の方程式2と、点Oと点Aを結ぶ直線の方程式1を連立した連立方程式を作る。
その連立方程式を解く事で交点Hの座標を求める。
式4と式5が垂線の足Hの座標をあらわす。
(解答おわり)

【解答2】
垂線の足Hの位置をあらわすベクトルOHを、ベクトルOAのt倍であるとして、
ベクトル方程式を作る。
そのベクトル方程式を解いて値tを求める事でベクトルOHを求める。
(解答おわり)


(補足1)
ベクトル方程式を使って問題を解く解答2の方が、解答1よりも計算のわずらわしさが減って、問題を解くのが楽になりました。

【底辺上の、垂線の足までのベクトルの公式】
式12は、以下の図の、三角形の高さベクトル(垂線)の足DまでのベクトルBDをあらわす公式です。
(垂線の足までのベクトルの公式おわり)

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