【問1】
以下の式を証明せよ。


【問2】
以下の式を証明せよ。

以下の式が成り立つことも証明せよ。


《実数の3乗根の解の求め方》

の解の式が簡単な場合は、その解の式は以下の手順で求められる。

上の式(4b)を満足する簡単な値のαがあれば、その値を求める。(たとえばα=1で式(4b)が成り立つかを確認する)。
その値αが求められれば、以下の値Nに関して以下の式が成り立つ。

【問3】
以下の式を証明せよ。

《虚数の3乗根の解の求め方》

の解の式が簡単な場合は、その解の式は以下の手順で求められる。
上の式(5b)を満足する簡単な値のαがあれば、その値を求める。(例えばα=1/4 で式(5b)が成り立つかを確認する)。
その値αが求められれば、以下の値Nに関して以下の式が成り立つ。

【適用例1】
に適用する。
【計算開始】


こうして、αが求まった。
そして、以下の式(6c)の値Nを、立方根の中の式に掛け算した式(6d)が成り立つ。

【適用例2】

に適用する。
【計算開始】



こうして、α=9/4が求まった。
そして、以下の式(7c)の値Nを、立方根の中の式に掛け算した式(7d)が成り立つ。

(解答おわり)
【以下の公式を用いる解き方が本命である】
以下で説明するように、xの3次方程式の解xが有理数である場合に限り、この3乗根が簡単な解になる。その事実とこの公式とが密接な関係がある。そのため、この公式を用いて3乗根を求めることが望ましい。
《実数の3乗根の解の求め方(その2)》

の解の式は以下の手順で求められる。

この方程式の解のxの値を使って以下のようにsとtが計算できる。
sとtを含む以下のwの式からsとtを求める。

【適用例】

に適用する。
【計算開始】

この3次方程式のxの解はx=2である。

(解答おわり)
《虚数の3乗根の解の求め方(その2)》

の解の式は以下の手順で求められる。

この方程式の解のxの値を使って以下のようにsとtが計算できる。
sとtを含む以下のwの式からsとtを求める。

【適用例】

に適用する。
【計算開始】

この3次方程式のxの解はx=8である。

(解答おわり)
リンク:
カルダノの公式を使った三乗根号(立方根)外し問題の作成
3次方程式の一般解
高校数学の目次
以下の式を証明せよ。


【問2】
以下の式を証明せよ。

以下の式が成り立つことも証明せよ。


《実数の3乗根の解の求め方》

の解の式が簡単な場合は、その解の式は以下の手順で求められる。

上の式(4b)を満足する簡単な値のαがあれば、その値を求める。(たとえばα=1で式(4b)が成り立つかを確認する)。
その値αが求められれば、以下の値Nに関して以下の式が成り立つ。

【問3】
以下の式を証明せよ。

《虚数の3乗根の解の求め方》

の解の式が簡単な場合は、その解の式は以下の手順で求められる。

上の式(5b)を満足する簡単な値のαがあれば、その値を求める。(例えばα=1/4 で式(5b)が成り立つかを確認する)。
その値αが求められれば、以下の値Nに関して以下の式が成り立つ。

【適用例1】

に適用する。
【計算開始】


こうして、αが求まった。
そして、以下の式(6c)の値Nを、立方根の中の式に掛け算した式(6d)が成り立つ。

【適用例2】

に適用する。
【計算開始】



こうして、α=9/4が求まった。
そして、以下の式(7c)の値Nを、立方根の中の式に掛け算した式(7d)が成り立つ。

(解答おわり)
【以下の公式を用いる解き方が本命である】

以下で説明するように、xの3次方程式の解xが有理数である場合に限り、この3乗根が簡単な解になる。その事実とこの公式とが密接な関係がある。そのため、この公式を用いて3乗根を求めることが望ましい。
《実数の3乗根の解の求め方(その2)》

の解の式は以下の手順で求められる。

この方程式の解のxの値を使って以下のようにsとtが計算できる。
sとtを含む以下のwの式からsとtを求める。

【適用例】

に適用する。
【計算開始】

この3次方程式のxの解はx=2である。

(解答おわり)
《虚数の3乗根の解の求め方(その2)》

の解の式は以下の手順で求められる。

この方程式の解のxの値を使って以下のようにsとtが計算できる。
sとtを含む以下のwの式からsとtを求める。

【適用例】

に適用する。
【計算開始】

この3次方程式のxの解はx=8である。

(解答おわり)
リンク:
カルダノの公式を使った三乗根号(立方根)外し問題の作成
3次方程式の一般解
高校数学の目次