【問】(ペル方程式だけでは解けない難問)
【解答】

ここで、この式2の項の整数12による剰余を考える。
この式3を式2に代入して、以下の式4を得る。
ここで、新たに導入したs,tとx,yの関係を、以下のようにして整理する。
先ず、式3’の不定方程式を解く。

また、式5に式8を代入して式9を得る。
ここで、このペル方程式4を、以下の簡単なペル方程式10にした方が解き易いので、それで解く。
後で適切な解を選別することにする。
上の式12でペル方程式の基底の解を得て、式13で第1の解を得た。これを使って、以下のようにしてペル方程式を解く。
式16の漸化式を得た。
この漸化式を使って、解を求める。
その解から、式9(それを遡った式5)から得る以下の式17を満足する解を抽出する。
この式17の関係を満足する解を抽出する。先ず、基底の解から、以下の解が選別できる。
第1の解からは、以下の通り、適切な解が抽出できない。
第2の解からは、適切な解が抽出できる。
以下は、同様にして、偶数番目の解からは、適切な解が抽出でき、奇数番目の解には適切な解が無い。
そのため、適切な解(偶数番目の解)を求める漸化式を以下の様にして作ることができる。
この式26で得た解のsを式5に代入してyを求める。
そのyと、u/2=tを式3に代入してxを求める。
xが整数になる解は(S12,u12) になって初めて現われるように思ったが、その値が大きいので、それは計算誤差だと考える。
なぜならば、
式8(更に遡り式3)に従ってyは奇数にならなければならない。
しかし、式26の漸化式によると、
(49=12×4+1
と置き換えて計算すると)
S2=-(12×4+1)
S4=-(12×4+1)2+120C4
S6=-(12×4+1)3+120C6
・・・
S2n=-(12×4+1)n+120C2n
になる。
(ここでC4やC6等は、ある整数である。)
そのため、yは、
y=(1+S2n)/12
=(1-(12×4)n・・-n・(12×4)-1+120C2n)/12
= - 4(12×4)n-1-・・・・-n・(4)+10C2n
になり、
yは偶数になってしまう。
漸化式によってyが偶数と計算されるので、式3によってyが奇数でなければならないことと矛盾する。
そのため、式1は整数解を持つことができない。
(解答おわり)
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以下の不定方程式の整数解をすべて求めよ。
【解答】
ここで、この式2の項の整数12による剰余を考える。
この式3を式2に代入して、以下の式4を得る。
ここで、新たに導入したs,tとx,yの関係を、以下のようにして整理する。
先ず、式3’の不定方程式を解く。
また、式5に式8を代入して式9を得る。
ここで、このペル方程式4を、以下の簡単なペル方程式10にした方が解き易いので、それで解く。
後で適切な解を選別することにする。
上の式12でペル方程式の基底の解を得て、式13で第1の解を得た。これを使って、以下のようにしてペル方程式を解く。
式16の漸化式を得た。
この漸化式を使って、解を求める。
その解から、式9(それを遡った式5)から得る以下の式17を満足する解を抽出する。
この式17の関係を満足する解を抽出する。先ず、基底の解から、以下の解が選別できる。
第1の解からは、以下の通り、適切な解が抽出できない。
第2の解からは、適切な解が抽出できる。
以下は、同様にして、偶数番目の解からは、適切な解が抽出でき、奇数番目の解には適切な解が無い。
そのため、適切な解(偶数番目の解)を求める漸化式を以下の様にして作ることができる。
この式26で得た解のsを式5に代入してyを求める。
そのyと、u/2=tを式3に代入してxを求める。
xが整数になる解は(S12,u12) になって初めて現われるように思ったが、その値が大きいので、それは計算誤差だと考える。
なぜならば、
式8(更に遡り式3)に従ってyは奇数にならなければならない。
しかし、式26の漸化式によると、
(49=12×4+1
と置き換えて計算すると)
S2=-(12×4+1)
S4=-(12×4+1)2+120C4
S6=-(12×4+1)3+120C6
・・・
S2n=-(12×4+1)n+120C2n
になる。
(ここでC4やC6等は、ある整数である。)
そのため、yは、
y=(1+S2n)/12
=(1-(12×4)n・・-n・(12×4)-1+120C2n)/12
= - 4(12×4)n-1-・・・・-n・(4)+10C2n
になり、
yは偶数になってしまう。
漸化式によってyが偶数と計算されるので、式3によってyが奇数でなければならないことと矛盾する。
そのため、式1は整数解を持つことができない。
(解答おわり)
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